アクセス、国境、そして一日の過ごし方
ムサンダム飛び地:国境と一日の過ごし方
ムサンダムがオマーン領でありながらUAE経由でしか到達できない理由、道路と国境の状況、持参すべきもの、そしてKhasabでダウ船から見えるもの。
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ムサンダムはオマーンの一部だが、UAEによって国土の他の地域から切り離されているため、ドバイからの日帰り旅行は国際国境を越えて往復することになる。パスポートの原本を携帯し、バンでの長い一日を覚悟し、自国の国籍に対するオマーンの入国規則を公式のeビザポータルで確認しておこう。クルーズ自体はKhasabからKhor Ash Shamへ入り、Telegraph Islandを通り過ぎ、泳ぎのための停泊を挟む。
なぜムサンダムはオマーン領なのか
ムサンダムは飛び地である。オマーンの県でありながら、アラブ首長国連邦によって国土の他の部分から切り離されている。県都はホルムズ海峡に面した半島の先端にあるハサブだ。陸路で到達するにはUAEからしか入れず、ラス・アル・ハイマ経由かディバ経由となる。政治的にはオマーン領であるため、国境を越えればオマーンのルールが適用される。訪問者にとっての実際的な意味は単純だ。ドバイ発の日帰りツアーであっても、行きも帰りも国際国境を越え、パスポート検査を受けることになる。
UAEからの道のり
ハサブへ向かう際に使う国境はUAE側のアル・ダラ検問所で、ラス・アル・ハイマを通るE11経由で到達する。オマーン側では、ハサブへの道がティバトを通って続く。ディバ近くの別の国境はディバ海岸へ通じており、そこはムサンダムの別の区域だ。ウィキペディアによれば、かつて陸路で半島へ向かうには複数の入国管理所を通るはるかに長いドライブが必要だった。現在は直接のルートだが、それでも長い道のりであり、だからこそ日帰りツアーではバンとドライバーを使うのだ。
国境で何が起きるか
まずUAEを出国し、その後オマーンへ入国するため、片道ごとに2回のパスポート検査がある。UAEの出国料はUAE国境で支払うが、このツアーにはそれもオマーンのビザ料も含まれていない。パスポートの原本はバンのトランクではなく手荷物に入れておこう。国境の混雑は日によって変わるため、帰着時刻はあくまで目安であり、予約カレンダーと確認書にスケジュールが示されている。車両の手続きはドライバーが行うが、書類はご自身で管理していただく。
入国ルールを確認しよう
ルールは国籍によって異なり、変更もされる。ウィキペディアによれば、ビザなし滞在はパスポートに応じて14日から90日で、その他の多くの国籍向けには電子ビザが利用できる。ロイヤル・オマーン・ポリスのFAQでは、陸路で到着する観光客はまず電子ビザサイトで観光ビザを申請すべきだとしている。パスポートの残存有効期間は最低6か月必要だ。UAEの居住許可証をお持ちの場合、ご自身の区分には別のルールが適用される可能性がある。この確認はバンの中ではなく予約前に行い、入国政策は随時更新されるため渡航の数日前に再確認してほしい。
代わりにハサブへ飛ぶ
日帰りツアーではなくムサンダムに滞在する場合、Visit Omanは空港コードKHSのハサブ空港への空路入りを勧めている。Visit Omanのプランナーでは送迎やレンタカーも手配できる。長い陸路を避けられるが、宿泊先とビザはご自身で手配する必要がある。ウィキペディアによればハサブには複数のホテルがあり、港にはダウ船が並ぶ。空路で入る場合は、まずクルーズの日程を予約し、その後にフライトを予約しよう。天候の変化でフライトだけがあって船がない、という事態を避けられる。キャンセル条件は各運航事業者で異なるため、支払い前に必ず確認してほしい。
ハサブ自体
ハサブは西ハジャル山脈の山々に囲まれた小さな町で、「アラビアのノルウェー」という愛称を持つ。町には17世紀初頭に建てられたポルトガル様式の城があり、海峡を通過する船にナツメヤシと水を補給する拠点だった。港は観光クルーズを催行するダウ船でにぎわう。日帰りツアーでは港でガイドと合流するため、港は見られるが町をゆっくり見る時間はほとんどない。宿泊するなら、城が当然の追加観光スポットとなる。
水上から見える景色
クルーズはKhor Ash Sham(別名Elphinstone Inlet)へと進みます。そこにTelegraph Islandが浮かびます。1864年に電信ケーブルの中継局が建てられましたが、数年で放棄され、今は廃墟だけが残ります。予約ルートは島沖の海上で停泊し、遊泳とシュノーケリングを楽しみます。Wikipediaによれば、船によっては階段を上って島を探索できる場合もありますが、潮位によって上陸が難しいこともあるため、実際に上陸できるかは船とその日の状況次第です。この島を「round the bend」という言葉の由来とする有名な説がありますが、Wikipediaはそれをあくまで一説として紹介しているため、伝承として受け止めてください。イルカウォッチングもクルーズに含まれており、Visit Omanは目撃例が多いとしていますが、野生動物である以上必ず見られるとは限りません。フィヨルド周辺の山々は、Khasabを囲む西ハジャル山脈の一部です。
一日の長さの体感
旅程には、片道あたり約3〜3.5時間のバン移動と、Khasabでのクルーズ・ランチ・遊泳停泊に数時間と記載されており、あくまで参考としての表示です。送迎はホテルによって異なるため、確認書に記載された時刻をご確認ください。さらに国境の待ち時間も加わります。終日ツアーであり、多くの人は水上よりも車内で過ごす時間のほうが長くなります。出発前に食事を済ませ、スマートフォンは充電しておきましょう。
持ち物
パスポート原本、サングラス、水着、生分解性の日焼け止めをご持参ください。大型荷物や大きなバッグは船内に持ち込めないため、ホテルに置いておきましょう。パスポートと予約確認書はすぐ取り出せる場所に保管してください。国境で提示する必要があります。タオルは含まれていないため、帽子や海上の風対策の薄手の羽織りとあわせてご用意ください。シュノーケリング用具とライフジャケットは提供されます。防水ポーチがあれば、スマートフォンはそこに入れておきましょう。
季節・言語・バリアフリー
ガイドは英語とアラビア語を話します。Khasabの気候は高温の砂漠気候で、夏は非常に暑く湿度が高く、冬は温暖なため、開放的なデッキで過ごすには涼しい季節のほうが快適です。このツアーは車椅子利用者や移動に障がいのある方には適さないとされています。クルーズは天候に左右されるため、可能な範囲で日程に余裕を持たせてください。旅程に予備日を設けられる場合は1日空けておき、出発前の数日間に海況と天気予報を確認しましょう。その日のコンディションは月よりも重要です。
こんな方には不向きです
オマーンに入国できない方、長時間の移動が苦手な方、山間の村を訪れたい方には、この日帰りツアーはおすすめしません。山岳地帯は別のツアーです。Visit Omanは、ムサンダム半島最高峰のJebel Harimへのサファリと、ベドウィンの村Sayhを紹介しています。Wikipediaによれば船でしか行けない村Kumzarも、ここで紹介するルートには含まれていません。一日の大半を移動に費やしたくない方は、すべてを一日に詰め込むのではなく、Khasabでの宿泊を旅程に組み込むことをおすすめします。
よくあるご質問
ムサンダムはUAEの一部ですか?
いいえ。ムサンダムはオマーンの県です。UAEによってオマーンの他の地域と隔てられているため、陸路で向かうにはUAEからオマーンへ国境を越える必要があります。
Khasabへはどの国境検問所を通りますか?
Al Darah国境検問所は、E11号線経由でRas Al Khaimahからアクセスし、Khasabへと通じています。Dibba近くの別の検問所は、MusandamのDibba海岸へと通じています。
Musandamにはビザが必要ですか?
お持ちのパスポートによって異なります。国籍によってはビザなしでオマーンに短期滞在できますが、電子ビザが必要な方もいます。ご旅行前にRoyal Oman Policeの電子ビザポータルでご確認ください。
ハサブへ飛行機で行くことはできますか?
はい。空港コードKHSのKhasab空港は、Visit Omanのプランナーが推奨する空路です。UAEからの日帰り旅行ではなく、Musandamに滞在される方には空路が適しています。
テレグラフ島とは何ですか?
Khor Ash Shamにある無人島で、1864年に建造された電信ケーブル中継所の遺跡が残っています。クルーズは近くの海上で停泊し、遊泳やシュノーケリングをお楽しみいただけます。
予約したルートはKumzarに行きますか?
いいえ。Kumzarへは船でのみアクセスでき、このルートには含まれていません。クルーズはTelegraph Island周辺のKhor Ash Shamにとどまります。
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